INTERVIEW 06
フリーライターが語る
石井代表の魅力
Kakiuchi
Naoki
柿内 直樹
フリーライター
編集者

監督として磨きをかける向上心
一度も一軍に上がれず引退した選手と、一軍で活躍してタイトルを獲得した過去をもつ選手。両者が監督としてチームを作ったときに、どちらに入りたいか聞かれたらほとんどの人が後者を選ぶことは間違いないでしょう。スポーツの世界では「名選手が必ずしも名監督にはならない」とも言われますが、石井代表に関しては「なれる」と確信しています。
その理由はただ一つ、石井代表が誰よりも努力家だからです。最初に出会った頃、「自分は経営者としてはまだまだ。これからもっと学ぶことがある」と語っていた石井代表。とはいえ当時は、創業2年目で248%の成長率を記録し、3年目に売上50億円を突破したときでした。これだけ成功しておきながらも「もっと学ぶことがある」と聞いたとき、傲りなき向上心の高さを強く感じたのを今も覚えています。
「名選手が必ずしも名監督にはならない」と言われる理由のひとつは、名選手が故に名選手のまま監督になってしまうこと。選手と監督では求められる能力は大きく異なります。ここで襟を正し、監督としての能力にゼロから立ち向かえる人。その人こそが名監督になれるのではないでしょうか。